ぽえころさんちのブログ

病院勤務を退職後。4歳(娘)、0歳児(息子)を育児中。好きなことを好きなだけ自由気ままに書いていきたいと思います。

お隣さんちの高校生

毎朝、トイレの扉を叩く音が響きます。

 

 

ドンドンドンドン!

「はーやーくー出てきなさい!」

 

母親が息子に怒鳴ります。

私の住んでいるアパートのお隣さんの家はシングルマザー。息子が一人居て、2人暮らしをしています。

息子は高校生。

どうやら学校に行きたくないようです。

 

母親が怒鳴ります。

「いつまでそうしてるのー?トイレに閉じこもるのやめなさい!」

「私もトイレに行きたいんですけどー!」

「早くしなさい、早くご飯食べて支度して行って!」

 

母親はヒステリック気質で、扉を強く叩いたり、強く叱ったりしています。

 

終いには

「あーはいはい。私が全て悪かったですよ。私が居なくなればいいんですね。」

などと自虐発言もします。

 

「そんなに嫌なら、私を殺せば?」

と言っていた日もありました。

一方息子の方は、

「だからそうじゃないんだよ、いつもいつも…!」といってモノを投げたりしているようです。

何かを訴えようとしているのかもしれません。

 

母親の方は、怒りに我を忘れ、一方的に自分の言いたいことを言っているように聞こえます。

 

この喧嘩は、時々ではないのです。

 

 

相手の態度が気に入らないから、怒る

のではなく

なぜそのような態度を取るのか

話を聞いてみて

自分に何ができるかを考えてあげる

 

「この子のために叱る」

果たしてそれは本当に息子のためになっているでしょうか?

自分のためじゃないですか?

 

息子はきっと自分だけではどうにもできない何かが起こったから、学校に行きたくなくなったのです。

 

「それはあなたが悪いでしょ?」

 

そうやって息子を責めたら

息子が学校に行くと思いますか?

 

その時、母親だったらどうするか

 

まずは話を聞くことですよね。

何が嫌なのか

そして何が好きなのか

 

嫌ならどうしたらできるようになるか

 

ご主人が居ない事も問題の一つに入るのかなと思いますが、子供とどう向き合うかが一番の問題。シングルマザーでも立派に育ててる方はたくさん居ます。

 

後悔してからでは遅いです。

今、できることがきっとあるはずです。